2020/12/28 00:00

今年も冬至を越し、
だんだんと陽の気が高まっているのを感じます。


森羅万象、すべては陰陽の組み合わせでできていて、
どちらがいいとか悪いとかのものでもありません。

→ 全ての物はまた陰陽(表裏)を併せ持つ。

現代人は物事をいいとか悪いとかの二元論でとかく評価しがち。

→ 二次元を卒業する♪

でも、陰も陽もそのどちらもあるからこそ、自然で正常な形や状態が保たれ、
本当はいつもその循環があってこそ、健全なんだということを、知っているととても楽ですし、その状態を安心して俯瞰してみていられます。


先日の冬至のように、「陰極まれば、陽に転じ」
またその逆(夏至)の「陽極まれば、陰に転ず」その循環があるからこそ、自然はバランスを保っていますよね。


むしろ、どちらかに究極に傾けすぎてしまうと、偏りが生まれ、そこには滞りが生まれ、正常な循環が行われなくなりますので、健全な状態のバランスを失います。

自然も、体も、心も、全て同じです。


体の健康のことで言えば、例えば「酸化」と「還元」も同じです。


酸化=老化 と誤った情報から、
酸化が怖いからと、還元水などを一生懸命摂取したり、抗酸化作用のあるものを必死に摂取して、
できる限り、酸化の状態を回避するべく努力されている方は少なくないと思いますが、
実は、本当は還元の方が体にとっては不健康の場(=病気の場、慢性炎症)を作り上げています。


そもそも、人間の体は、常に代謝し、細胞が入れ替わっていますよね。

私たちの体は毎日同じように見えても、
毎日毎日細胞は入れ替わり、新しい細胞が作り出され、
ほとんどの臓器は、3か月程度で新しいものに作り変えられます。


細胞が入れ替わるということは、
今ある細胞が古くなれば → 破壊され → 解して粉々になり → 分解されてゴミになったものは代謝され → また新しい細胞が作られるために材料が集められ → それらを使ってまた新しい細胞が作られて → その細胞は成長し → 成熟し → 古くなればまた壊され
という循環が起きてこそ、この体は健全な状態で保たれます。

その循環には、必ず
✓ 古い細胞の破壊、分解、代謝
✓ 新しい細胞の産生、形成
のどちらも必要なのが分かりますよね。


植物だって、発芽し、花が咲き、実がなり、実が熟し、駆逐・腐敗し、種になり、土にかえり、また発芽しと循環を繰り返しています。


つまり「壊す」=酸化 と、「作る」=還元 とどちらもがあって体という私たちの肉体が健全な状態に保たれるのです。


どちらかを極端に避け、その状態をなくそうとすれば、不自然に循環は止まります。


その状態って本当に健康で健全なの?と考えてみることも大切ですね。


どちらがいいとか悪いとか、その二元論から離れることが、心も体も健康で健全な状態を生むのかもしれません。



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