2021/01/06 22:05
こんにちは。
SolJewl(ソルジュール)です。
昨年末に何回かに分けて、マヌカハニーについて記事を書かせていただきましたが、
➢ マヌカハニーの抗菌作用は優れているのか?
➢ マヌカハニーをオススメしないワケ④
マヌカハニーと同様に抗菌作用の強さで人気のジャラハニー。
抗菌作用が強いといってもマヌカハニーの抗菌度とは全く別の機序で病を撃退してくれます。
ジャラの木はユーカリの一種で、世界で唯一オーストラリア西部の海岸地域だけに分布します。
これは、King Jarrahと言って、樹齢500年とも言われるジャラの木。
この周りにも、ジャラの木が見渡す限り並びます。
ちょうど今の時期(12月~1月頃)に、2年に一度こんなかわいらしい花が咲きます。
2年ごとにしか開花しないため、採密も二年に一度。そのため希少価値の高く、とっても貴重。
ジャラのハチミツの抗菌度を示すのには「TA」という指標が使われています。
TA は過酸化物活性(PA)と非過酸化物活性(NPA)の組み合わせで決まります。
過酸化物活性(PA)は、ハチミツの持つ抗菌作用一般のことです。
ハチミツの中に含まれるフェノール化合物が酸素と反応して「過酸化水素」という殺菌成分に変化することで生まれます。
つまり「過酸化水素による抗菌作用の強さ」を示します。
非過酸化物活性(NPA)は、過酸化水素以外の成分による抗菌作用の強さのことです。
マヌカハニーに含まれる「MGO:メチルグリオキサール」のような特定のハチミツにしかない特殊な成分による殺菌力だけでなく、ハチミツのpH やグルコース濃度の高さがこれに該当します。
例えば同じ抗菌度をもつジャラハニーとマヌカハニーの抗菌活性レベルを TA で表 すとこんな感じです。
つまり、蜂蜜の抗菌性と一言で言っても、その「菌を殺す」という作用機序は、どの蜂蜜かによって全く違うのです。
もっともマイルドな抗菌作用をもつのがジャラハニーなどに含まれるフェノール類です。
蜂蜜の中に含まれるフェノール化合物が酸素と反応して「過酸化水素」という成分に変化します。この過酸化水素は、鉄などの重金属の存在下で反応性の高い活性酸素(ハイドロキシラジカル)を形成し、この活性酸素がバクテリアの細胞壁にダメージをあたえることにより「抗菌性」を発揮します。
また、長年ステロイドや免疫抑制剤を使用してきた人は、自分の免疫が働かないため炎症を起こすこともできず、防御の力が脆弱です。そういう人はそもそも感染症のリスクが高く、二次感染を起こしやすいです。自分の戦う力はなくなっているので、ジャラのハチミツでエネルギーを増やし戦う力を回復させていくことができます。
ジャラハニーは濃い琥珀色をしています。
抗菌作用・抗真菌作用が高く、グルコース(ブドウ糖)含有量が少なく、フルクトース(果糖)の含有量が多いのが特徴の一つです。
Australian Government Rural Industries Research and Development Corporationより
こちらは、オーストラリア政府が作成したもので、様々なハチミツの花に含まれる糖の量を調べたものです。
少し細かいので見づらいかもしれませんが…。
ジャラハニーは、グルコースとスクロースの量が最も低く、ほぼフルクトースで構成されていることが分かります。
そのため、糖尿病を患っている人や血糖値が心配な方にも適しています。
もちろん、糖のエネルギー代謝を上げるのにももってこいです。
その他、皮膚、器官系の粘膜、消化管粘膜のトラブルや修復に驚くべき効果を発揮します。
水分量は少なく、花粉が少ないものは結晶化しません。
ジャラハニーは、健康にも美容にも強力にサポートしてくれる強い味方。
日常に摂り入れてみてください。長期間定期的に食べ続けるというよりは、心配な時、ジャラのサポートが必要な時に3か月くらい集中的に食べるのがオススメです。
当店のジャラハニーは 1Kg(こちら★) も 380g(こちら★) も現在完売しておりますが、
今月中旬頃に再入荷の予定です♪
世界から集まってきた本物のはちみつはこちらから