2021/01/08 08:00
コーヒーに関しては、
健康に気を付ける人や専門家の中では非常に賛否が分かれるところ。
でも、私はクライアントさんには、特にコーヒーが苦手な人でなければ積極的にオススメしています。
コーヒー推奨の方の意見には、
コーヒーに含まれるフェノール化合物やポリフェノールが私たちの健康に影響を与えている と言う方もいますが、
先日の記事にも書いた通り、
ポリフェノールは小腸での吸収が非常に悪く、ほぼ体内に吸収されませんので、
私たちの体に健康効果を与えることは考えにくいですし、
フェノール化合物やフラボイノイドが本当に私たちの健康に影響を与えているのだとすると、
それは体にとっては「還元ストレス」になってしまいます。
そういうことではなく、コーヒーの健康効果は糖のエネルギー代謝を高める(ミトコンドリアを活性化する)ことにあると考えています。
そう言う意味で「ダイエットになる」というのも理解できると思います。
ただ、気を付けなくてはいけないのは、ミトコンドリアを活性するので、その時にエネルギーの材料になる『糖』が必ず必要になります。
コーヒーを飲む時は糖をたっぷり入れるか、糖とともに楽しむからこそ、糖のエネルギー代謝をしっかり高め、健康効果につながるということを忘れないようにしないといけないですね。
そうすれば、病態に悩む方が糖のエネルギー代謝を上げるために蜂蜜を摂る時に、
コーヒーはものすごく強力にサポートしてくれて味方になってくれますよ。
ただし、これにはコーヒーのクオリティももちろん考えないといけませんし、
何より、最初に書いた通り、コーヒーがそもそも嫌いな場合や胃腸が弱くコーヒーが苦手な方は無理して飲む必要もありません。
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