2021/01/09 20:55
私たち現代人は、一日中PCやスマホが手放せない日所を過ごしている人がほとんど。
現代のシステムがそのような流れになっているのですが、
COVID-19で、リモートワークが進み、ますますそれが加速しています。
小中学生にも自宅学習になり、政府が打ち出す小中学生「PC1人1台構想」で、大人だけでなく、子供たちまで、ますます一日中PCと向き合う日常が当たり前になりそうです。
スマホやPC、一般的な家庭の蛍光灯は全てブルーライトと呼ばれる400~500㎚の波長を持つ青い光(UVAに近い光)を放出しています。
この青色の光線はミトコンドリアのダメージを与えるので危険だということを何度かお話をしていますが、
皮膚にとっても非常によくありません。
ブルーライトはリポフスチン(lipofuscin)と呼ばれる色素沈着を増産します。
リポフスチンは、不飽和脂肪酸がタンパク質と結合してできるALEs(終末過酸化産物)です。
ALEsに関しては以前こちらの記事でお話していますので、ご参照ください。
ブルーライトで角化細胞から活性酸素種過剰産生
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リポフスチン(ALEs)の増産
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皮膚の過剰なシミが発生
という工程を経てスマホやPCのブルーライトでシミが次々とできるというワケです。
しかも、このシミの厄介なところは、日焼け(紫外線)によってできたシミよりも、消えにくく、ドンドンと大きくなるという特徴があります。
太陽をあたる時、一生懸命日焼け止めを塗っているのに、
ドンドンシミができるという人は、その理由はブルーライト等によるリポフスチンが原因でシミができているからかもしれません。
ALEsに関する記事
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